「まちが人生の一部になるまで」コーヒーとタイヤキのカラク@北本市 取材は土曜日、着いたのは10時前、オープンは9時半なのにもうお客さんが入っていた。ひとりで朝をたのしむ。贅沢な時間。そんな時間をたのしめる場所が近所にあるのは嬉しい。とは言えこの日は奥さんがお子さんの野球の試合を観に行っていたこともあって店主ひとり。ゆっくりと話は聞けなかったけれど、お客さんの声も交わる取材は、むしろカラクらしさを感じられるそんなひとときだった。 「今年の秋でもう13年ですね、気が付いたらって感じで」 13年、それは13年前の自分を想像してもらえれば――当時好きだった音楽や映画、ファッションを思い出せば一瞬で接続してくれるかもしれない――それがどれだけ長い年月か分かるだろう。もちろんカラクのある清水ショッピングセン...2020.01.25 01:00北本市小商い